硬くなったゴムを柔らかくしてみる

2022.年4月27日 曇る 24℃ 

楽しみだったCBRの                                エンジンをばらしてみれば                           解体かレストアか悩むほど。一句                         

まあ、取敢えずレストアの方向で                         でも、当時のグッドデザイン賞なのに                        総生産台数約1,800台で打ち切りとはね。                              日本限定で輸出は正式には無かったらしい?                    ただ、世界限定だと約1,800台ですよ。                                台数だけは、RC30の4885台より希少かも。                                             なので、当然中古部品の流通もほぼ無く、                     レストアはかなり難航しそうな予感。                                 

おっちゃんはこの手の外見より、                         実は中身はスゴイ的なバイクが大好物なのと                             海外の零戦レストア記や不動車を                         レストアするよなテレビ番組が大好きで、                             

零戦レストアなんかは7~80年前に                          ジャングルや海に不時着した機体を                        ただ地道に直してる地味な番組だけど。                                                                                

先日、低距離走行の格安エンジンが、                       きました。が!                                  説明で圧縮圧14kg/㎤って、                          新車より数値高いじゃんと、                            いぶかしく思っていたら,                              シリンダーの錆削って圧が爆上がりでした。                              しかも状態は、海に沈んだ零戦か、                        ジャングルの沼に落ちた零銭の差しかなく                     どちらの程度がいいのかすら分かりせん。 

使ったのは上画像の乾燥沼草入りブロック。                           社外のピストンでも売ってれば、                          ボーリングしてサックと終わらす。                          何もないので自力でホーニングする                       

この下の工具で削ります。                             単気筒なら砥石を頻繁に交換すれば、                        ワンサイズアップ位なら                              1ピストンいけるかもです。                             4気筒は全くやるきが起きませんが。

コツは、削り過ぎ防止の為に                            穴の大きさや状態によって                                3本の脚を針金とかで縛り                               開きを加減しながら                                徐々に広げて削っていくと良いです。                

多少の深い縦傷でも                                それほど気にしなくても影響ないです、                        まずいのは綺麗に削りするとヤバイです                       白煙モクモクします。                                                                                                                          

次、インシュレーターやゴムホースの硬化。                    ゴムとは名ばかり、硬質プラスチック製?                     と思うほど硬い。                  

当然、新品や中古も無く、                                                                                                                               自作ゴム柔らか溶液に浸してみることに

                                         昔1度シンナーにそのまま入れて取り忘れ、                      倍ぐらいの大きさになって                              みんなで大笑いしたのを思い出しました。                            

ネットで下調べて                                   何種類か試したところ                                ①簡単なので2サイクルオイルに浸す。                           これは1週間漬け込んでも変化無し。                        ② 2ストオイル2に灯油1。これもほぼ変化無し。                  ③ 2ストオイル2にアセトン1。                         これは1日で柔らかくなったけど膨張してました。                  (ただ、数日放置していたらやや小さくなりました)                   ④ 2ストオイル2、灯油2、アセトン1                       これは結構いいようです。                             ゴムの厚さ大きさでアセトンの量を調整するのが吉です。

                     

  浸す前、全力で握った状態 ↓

全力で握った状態かった~い

   2日間浸し軽く握った状態 ↓                 

軽く握った状態おお~やっこい

膨張もそれほどではなく、                             柔らかさも適度で割れも発生せず良い感じ。                      たぶん暫くすると若干硬くなりそうなので                      暫く放置で様子見。

インシュレーター、弾力のある柔らかさ

これが一番重要なインシュレーター。                        昔ながらのゆでる方法も有りますが、                        冷えると硬くなるので                               夏とかしか使えないかな。

次はキャブとブロック                              これもまた沼から引き揚げた感じの                          難関パーツ、続く                                 YR1は次回。